よくあるご質問

ボルト軸力とは?

聞きなれない言葉ですが、ホイール用ナットを例にとり、説明してみますね。

ナットを締め込むとナットはホイールのナット座面(ホイールとナットが接触する面)に当りますが、更に適正な力で締め付みを行うと、ボルトは目には見えませんが引き伸ばされます。
適正な力(回転力)を掛け終わり、締め込みをやめると、引き伸ばされたボルトは元に戻ろうとします。

この元に戻ろうとする力はバネと同じ力で、このバネの力を ボルト軸力 と呼びます。
このボルトに生じたバネの力が、ナットのネジ山とボルトのネジ山の表面に、また、ナット座面とナット接触部に摩擦力を生じさせネジの緩みを止める力となります。

しかし、一定時間が経過(自動車の場合は走行を行う事により外部から力を受けます)すると、ナット表面、ナット座面、ボルトネジ部の微小な凹凸に【馴染み】【ヘタリ】が生じるため、バネの力が低下(軸力の低下)が必ず発生します。

bolt

この現象を【初期ゆるみ】といいます。

【初期ゆるみ】を防止する方法は残念ながら存在しませんので、再度、ネジの締め込みが必要となります。
以上が、タイヤ交換を行い、50Kmから100Km走行後に増し締めを行わなければならない主な理由となります。

また、初期ゆるみが発生した分を増し締めを行う事により補い、本来のボルト軸力が発生します。

当店では増し締めの際に定期的に校正したトルクレンチを使用しております また、アフターサービスの一環として増し締め確認は無料で行っておりますので、お気軽にお申し付けください。