よくあるご質問

空気圧について

自動車を支えているタイヤは、空気が入っていないとぺしゃんこになってしまいます。
言い換えると自動車を支えている物質は実はタイヤ本体だけではなく、タイヤ本体+中に入っている空気です。タイヤに適正な圧力で充填された空気のバネの力とタイヤ部材の張力により自動車の重量を支えているのです。

この適正な圧力(自動車メーカー指定空気圧)は国産車であれば、運転席のフロントドアを開けた内側、もしくはマニュアルに表示されています。輸入車は給油口の付近もしくはマニュアルに表示されています。
原則的には自動車メーカー指定空気圧に合わせてください。高速走行の多いお客様は約1割程度多く充填していただくと高速走行が安定します。
また、タイヤの空気圧は自然に漏れて低下していきます。(月におおむね5%~10%程減少します)

低すぎてもダメ 高すぎてもダメ 月一チェックがおススメです

kuukiatsu03kuukiatsu04

この自然に空気圧が低下する現象は、ゴム風船を膨らまし、2日から3日経つとしぼんでしまう現象と同様です。

難しい説明になりますが、空気がゴムに【溶解】(特に酸素が溶解しやすい)するためです。溶解とは空気を構成する分子が、ゴムの分子間に溶け込んでしまい、大気に解放されていくために起きる現象です。

タイヤの内側には空気を通しづらいインナーライナー(ブチルゴムという合成ゴムで作られています)という層をつくり、溶解の度合いを遅らせているのですが、酸素分子は活性分子(さまざまな物体に結合しやすい性質)ですので、インナーライナーにも溶け込んでしまいます。

酸素分子に対し窒素分子は不活性分子に属していますので、溶解の速度が遅いのです。この事が窒素ガス充填によるメリットなのですが、少なくとも乗用車用のタイヤの空気容積では驚くほどの効果は発揮されません。(トラックなどの大きなタイヤには効果覿面です)

窒素ガスを充填するデメリットは存在しませんが(厳密には費用が発生しますね…)、月に一度空気圧チェックを行っていただくだけで、同等の効果を得る事ができます。

kuukiatsu05
kuukiatsu06

また、窒素ガス充填のメリットはもう一つあり、乾いた気体(ドライガス)を充填できるという事です。
本来は気体の溶解を防ぐために充填されたのですが、窒素ガスを作る過程において空気中の水分が完全に除去されるのです。

なぜドライガスが良いのかというと、水が気体に変化した場合、タイヤ内部での体積はナント1,350倍(厳密には気温等により左右されますが…)まで膨れ上がります。
水分が含まれた空気をタイヤに充填して高速走行を行った場合、タイヤの空気圧の上昇が激しく、本来のタイヤの性能を十分に発揮できない可能性があります。

この空気圧の上昇をなるべく抑えるために、過酷な状況で使用される、レーシングタイヤや航空機のタイヤにはドライガスである窒素ガスが充填されるのです。

kuukiatsu07エアコンプレッサー

kuukiatsu08エアドライヤー

当店では積極的に窒素ガス充填をお勧めしておりませんが、ご安心ください。当店のエアコンプレッサー(空気を圧縮する機械)には全店エアドライヤーを完備しておりますので、限りなくドライガスに近い、長野県の新鮮な空気を充填する事が可能です。

また、窒素ガス充填と違い、お客様に費用も発生しません(無料です!!)ので、ぜひ月に一度、空気圧点検にご来店ください。