タイヤの説明

スタッドレスタイヤについて

2019年6月現在、ヨコハマタイヤが国内販売を行っているスタッドレスタイヤは乗用車用がアイスガード6、アイスガード5プラス、アイスガード3プラス、SUV・CUV用がアイスガードSUV G075、バン用がIG91V、トラック用がIG91という商品になります。

更にヨコハマタイヤのスタッドレス・スパイク・スノータイヤ用のゴムは世界各国の事情に合わせて作られておりますので、ゴムの種類は1つの商品に対し、必ず1つでは無く数種類のゴムが存在します。ホームページやカタログには掲載されていませんので、タイヤ業界の中でも知らない方もいらっしゃるかもしれません。

外国にお住まいで、その国でスタッドレスタイヤを購入した場合、商品名は同じでもコンパウンドはその国専用にチューニングされています。細かくサイズを検証すると、荷重指数とスピードレンジが違う場合があります。コンパウンドの固さも異なりますので氷上性能も異なります。

当然、世界各国によって道路事情が違いますし、平均気温、降雪量、除雪作業のスピード、湿度も異なりますから、一つのコンパウンドで全ての国の道路状況に対応する事が難しいのは簡単に予測できますよね…

特に日本の国土は南北に狭く高低差が極端な為、道路にカーブが多くタイヤにとっては過酷な状況なのです。日本の道路には、やはりメーカーさんが考えて作った日本向けのスタッドレス(日本専用のコンパウンド)が良いですよね!

ちなみにドイツにはアウトバーンという速度無制限区間が存在する高速道路があります。アウトバーンは除雪体制もしっかり整ったうえで融雪剤を大量散布するため、氷上性能よりも0度近辺の冷たい水をしっかり排水しウェットグリップを発揮できるタイヤが望まれます。しかも、このような状況下で時速200Kmの速度を出してもブレないタイヤでなければいけないそうなので、日本で販売されているタイヤとは性能が全く違います。

日本国内でもミシュランタイヤがパイロットアルペンシリーズとしてスノータイヤを発売しております。但し、凍結路面の走行は非推奨なので高速道路のチェーン規制の際には走行が認められません。

ハイパワー車の積雪路面走行とウェット性能を重視したタイヤなので日常的に凍結路を走行する場合にはスタッドレスタイヤの装着を推奨しています。

タイヤのパターンも排水性能を上げるには方向性パターンを採用した方が前方に水を弾き飛ばす性能が上がるので、方向性パターンの採用が多くなります。国内向けではSUV用タイヤに方向性を採用していますが、深い雪の中でも進む事(前方トラクション)を目的に採用しています。