タイヤに関する専門用語

スタッドレスタイヤについて

現在(2017年9月)ヨコハマタイヤさんが国内販売を行っているスタッドレスタイヤは乗用車用がアイスガード6、アイスガード5プラス、アイスガード3プラス、SUV・CUV用がアイスガードSUV G075、バン用がIG91V、トラック用がIG91という商品になります。

20170912_1

更にヨコハマタイヤさんのスタッドレス・スパイク・スノータイヤ用のゴム(コンパウンド)は世界各国の事情に合わせて作られておりますので、コンパウンドの種類は1つの商品に対し、必ず1つではありません。数種類のゴムが存在します。
(ヨコハマタイヤさんのホームページやカタログには掲載されていませんので、業界の中でも知らない方もいらっしゃるかもしれません)

外国にお住まいで、その国でスタッドレスタイヤを購入した場合、商品名は同じでもコンパウンドはその国専用にチューニングされています。
(細かくサイズを検証すると、荷重指数とスピードレンジが違う場合もあります。当然ながらコンパウンドの固さも異なります)

当然、国により道路事情も違いますし、平均気温、降雪量、除雪作業のスピード、湿度も異なりますから、一つのコンパウンドで全ての国の道路状況に対応する事が難しいのは簡単に予測できますよね…

日本の道には、やはりメーカーさんが考えて作った日本向けのスタッドレス(日本向けのコンパウンド)が良いですよね!

ちなみにヨーロッパではアウトバーンという道路もありますし、除雪体制もしっかり整ったうえで、融雪剤を大量散布するため、氷上性能よりも0度近辺の冷たい水をしっかり排水し、ウェットグリップを発揮できるタイヤが望まれるそうです。

studless02▲アウトバーン

しかも、このような状況下で時速200Kmの速度を出してもブレないタイヤでなければいけないそうなので、日本とは全く望まれるタイヤの性能が違うそうです。

日本国内でもミシュランタイヤがパイロットアルペンシリーズとしてスノータイヤを発売しております。

但し、凍結路面の走行は非推奨なので高速道路のチェーン規制の際には走行が認められません。

ハイパワー車の積雪路面走行とウェット性能を重視したタイヤなので日常的に凍結路を走行する場合にはスタッドレスタイヤの装着を推奨しています。
ミシュランアルペンシリーズ

タイヤのパターンも排水性能を上げるには方向性パターンを採用した方が前方に水を弾き飛ばす性能があがるので、方向性パターンの採用が多くなるそうです。

国内向けではSUV用タイヤに方向性を採用していますが、深い雪の中でも進む事(前方トラクション)を目的に採用しているそうです。